遅くなりましたがグラブル7周年おめでとうございます。
私がグラブルを始めたのが一昨年の夏頃ですが、そんな私ですら感慨深い気持ちなんだからサービス開始からこのゲームを追い続けてる人にとってはそれ以上の気持ちみたいなのがあるんでしょうか。分かりません。

本題。7周年後夜祭ということで、ゲーム内では様々なキャンペーンが行われています。
言ってしまえば7周年の前後で行われていたキャンペーンの延長戦なわけですが、無料ガチャが無くなったりキャンペーン限定クエストが消えてたりアーカルムパスポートが1枚のみになったりと、一見これまでのキャンペーンから劣化したかのように見えます。しかし、中には後夜祭キャンペーンになって新しく行われたものが存在します。
それがコレ。

消費トレジャー0キャンペーンです。
読んで字の如く、マルチバトル自発の際のトレジャー消費がなくなるという大盤振る舞いもいいところなキャンペーンであり、気軽にマルチバトルを自発できるようになります。
そして、そんなキャンペーンの間に自発するのにふさわしいマルチバトルというのが、

神撃、究極の竜HL(通称アルバハHL)です。
最上位コンテンツの一つとされているアルバハHLですが、こちらもトレジャー消費0で自発できます。普通だったらアルバハNの素材が必要になり、そのアルバハNを自発するにはアテナやバアルといった所謂新召喚マルチ素材が必要になります。これらはドロップアップキャンペーンの対象にもなったことがない上に下手なHLマルチよりも強かったりするので、まとまった量を確保するのが地味に大変なんですよね。
だったら今のうちにアルバハHLに挑戦しまくるしかねぇということで、早速挑戦しましょう。
先に言っておくと今回はソロ討伐に挑戦します。
私はアルバハHLに関してはオメガの器欲しさに天破の祈りを使って一度どつき回した経験がある程度で、複数人で挑戦した経験なども全くありません。
これ書いてる現在は騎空団に所属してない上に、共闘で人集めて意思疎通しながらやるなんていうコミュ障にとってハードル高すぎることもできるわけがないので、じっくり時間を掛けて攻略していこうと思います。
なお、これ読んでるような人は熱心に調べ物するタイプの人に違いないのでアルバハHLの行動パターン等は攻略サイト様を参照してください。ぶっちゃけ書き連ねるのが面倒なだけです。
基本的にこの記事は自分の記録・メモ用に書いてる側面が強いので攻略の参考にしようとかは考えない方がいいです。目新しいこととかも特にやっていない、至って普通の攻略だと思います。これから挑戦しようと考えてる人は攻略サイトと睨めっこしながら攻略法練る方が有意義だと思うということは書いておきます。
とりあえず普通に戦ってみるの巻
さて、アルバハHLに挑戦するにあたってまずはどの属性の編成で挑むかを決めなくてはいけません。
当然敵の攻撃は激しいですし、ソロである以上他の参加者からファランクスが飛んでくるなんていう甘えも通用しないため、ある程度はHPを確保する必要があります。
私は全属性をマグナ運用してるので神石編成で高難易度御用達らしい堅守なども積めませんが、幸い最近のマグナ編成はどの属性であってもHPを盛ることが容易になってきてるので、どれくらいHPを盛れるかよりも如何にしてHPと火力を両立するかという部分が重要になりそうです。
無理なくHPと火力を同時に盛れる属性というと、マグナ編成の軸となる武器で自然とHPが盛れる土や光などが適してそうですが、悲しいかな手持ちのキャラにアルバハHL適正が高そうなキャラがいません。
よって今回は、両面マグナでHPを盛れて渾身と背水のハイブリッドも可能な風で行くことにしました。活躍できそうなキャラにも目処がついてますしね。

というわけで、編成はこう。
高難易度御用達のユリウスとアンチラ、頻繁に飛んでくるであろうデバフを処理するためにレナをスタメンに。主人公がドクターなのはデバフ処理兼回復役。メインに四像銃を持てるので、再生による回復も期待できます。嘘です本当はエタラヴにダマスカス入れるの勿体無いって思っちゃっただけです
サブには火力要員のシエテ、シリウスをかばう用の浴衣ユイシスを採用。かばう要因がいないとキツイよっていう情報だけを鵜呑みにした結果なので、とりあえずかばって死ねるキャラであれば誰でもいいのかなといった具合。

武器は先述したように渾身と背水のハイブリッドにしつつ、HPも盛れるだけ盛ってます。

召喚石はこちら。敵が無属性である以上、与ダメージアップ系のアーカルム召喚石はほとんど意味を成しません。よって、それと入れ替える形でジ・オーダー・グランデを投入。サブ加護で無属性に対する与ダメージ上昇があるのはもちろん、召喚効果も侮れないです。
他はアビリティ再使用の黒麒麟、破局対策のゴブロ、超越ゾーンを切り抜けるためのテュポーン大先生です。鼻息
まぁ、ほぼ初見なので負けることを前提としてとりあえず突撃キメようと思います。
許すまじバスコン
そんな感じで意気揚々と挑んだ結果、サックリと敗北しました。
こちらの火力自体は問題なく、召喚石もそれぞれ使い道がハッキリ分かったのでいいのですが、特殊技がどれもこれも厄介。中でも最大の問題となるのは、バスコンことバース・コントロール。
これは、フロントメンバーとサブメンバーを入れ替えるというとんでもない技。ティアマグ召喚でダメージだけは回避できるものの、入れ替えは阻止不可能。よって、メンバーが入れ替えられることを前提とした立ち回りをしなくてはなりません。しかし、バフ要員のアンチラやデバフ要員のユリウスが引っ込んでしまうとその時点で戦線を維持するのが困難になってしまいます。
この入れ替えを阻止する方法は主に二つあるようで、
- 主人公がバスコンをかばう
- そもそもサブに誰も編成しない
どちらかを講じる必要が出てきます。
レナとユイシスは置いてきた
色々考えた結果、バスコン対策としてサブを抜く方法を採用。かばうを使うには主人公のクリアオールかリヴァイヴのいずれかを抜く必要が出てきますが、前者は飛び交うデバフの対策に必須だし後者は保険として大事。よって、かばうによる対策は困難だと考えました。
じゃあ現在のメンバーから誰を抜くのかという話になりますが、ここはレナとユイシスを外します。ユイシスはSR故の基礎ステータス・アビリティの弱さから当然除外。レナは何度か戦った感じ、デバフの対策は主人公のポーションリファインとクリアオールを上手く回せばどうにかなったので除外。そうなると火力要員のシエテ、何でも屋のアンチラ、デバフマシーンのユリウスだけでフロントを固める方が確実に安定するはず。
かくして厄介な不確定要素であるバスコンを封じることに成功したので、ここから本格的に攻略を考えてきます。
痛いわよキルフレア
実際に戦ってみて分かった重要なこととしては、当たり前ではありますが如何にして特殊技を対処していくかという点。前述したようにソロである以上味方から支援が飛んでくるわけでもないため、基本的には受ける度に大ダメージを覚悟しなくてはなりません。こちらの特殊技遅滞手段としてはユリウスの2アビくらいしかないので、受ける回数も必然的に多くなります。
デバフを最大限に入れるということは前提とし、それでもなお何かしらの対策をして受けなくてはならない技はこれら。
他の技はそれなりのHPを確保しておけば素で受けても問題無く、強化効果はユリウスの3アビなりアンチラの奥義なりで消せば良いし、レギンレイヴと理の超越はそもそも発動させないのが肝心なので、対策が必要になってくるのはこの4つ。
バスコンは前述のようにサブを抜くことで入れ替えは封じてるので、ダメージはティアマグ召喚で避けるのが定石。余裕があれば素受けでもいいですが、こんなところでポーション浪費するのももったいないので可能な限りは避ける。
キルフレアは今回の編成の場合一番の壁。火属性の攻撃なのでこちらへの弱点攻撃となり、大ダメージと複数のデバフにより戦線を崩壊させてきます。
分かりやすい対策としては、発動するタイミングでアンチラが自身に2アビを使って奥義を撃つこと。ランダムターゲットの多段ヒット技なのでこうすれば全て回避してノーダメージで突破可能です。デバフまでは対策できないので同時にポーションリファインも使っておきましょう。
問題となるのはアンチラ2アビのリキャスト。前述の通り、スロウ手段が限られている以上デバフガチャで運よく恐怖を引くことにでもならない限りはHPトリガー以外のキルフレアを受ける必要が出てきます。
奥義ゲージはシエテ3アビでごまかせますが、リキャストに関しては一度限りの黒麒麟でしか解決できません。しかし、キルフレアが驚異になるのは戦闘序盤なので必要なタイミングなのに黒麒麟がまだ召喚できない……なんてことも普通にあります。
というわけで、もう一つの手段として素受けも敢行します。キルフレアのダメージは最後の一発にほぼ集約してるため、味方が満身創痍な状況じゃない限り最悪一人死ぬだけで済みます。これで死ぬのが主人公じゃなければリヴァイヴで即戦線復帰できるため、主人公のHPさえ万全にしておけば立て直せます。発動前にアンチラの奥義を撃っておけば最後の一発がアンチラに飛ぶことで被害が最小限になるかもしれません。
とはいえ、これはあくまでサブプランなので可能であればアンチラ2アビ奥義で避けるのが望ましいです。
シリウスは所謂超越ゾーンで使ってくる技で、属性ダメージと無属性の2種類があります。
無属性版は割合ダメージなので、偏り方次第では確実に殺されます。とはいえ、余程運が悪いとかじゃない限りは起こり得ないことなので味方のHPを高めに保っておくことさえ心がければ大丈夫です。幸い、超越ゾーンではアンチラ1アビのデメリットは無いも同然ですし主人公の奥義で再生を付与しておけばみるみる回復していけるので受けた後の対処はあまり考える必要がありません。
属性攻撃版の対策は楽勝。アンチラが奥義効果を付与させた状態で自身に2アビを使えば全部避けられます。超越ゾーンでは通常攻撃も飛んでこないので、早めに奥義を撃ったとしても効果が剥がされることはないです。
完全なる破局は即死ダメージをぶっ放す対策必須攻撃。サブを抜いてる以上はくらった瞬間負け確定なので、ゴブロ召喚で対策。
……なんか当たり前のように書きましたが、これってゴブロ3凸持ってない人がサブ抜きソロでやる場合どうやって対策するんでしょうか。全体かばう+リヴァイヴとかで凌ぐんですかね。
天地創造ビッグバン
そんなこんなで凶悪な特殊技ラッシュを潜り抜けた後は一気にトドメまで持っていくわけですが、最後まで気は抜けません。

ヤバいのはビッグバン。とんでもないヒット数を叩き出してくる技ですが、中には無属性ダメージが含まれているのでHPをごっそり持っていかれます。HP10%で発動するものはともかく、HP1%で発動する方はそもそもの威力がやけに高いため発動させてしまうと勝ち目前で敗北という悲しいことになります。というかなりました。
たかがHP1%とはいえ無属性かつそれなりの硬さであるアルバハ相手であれば1%残ってしまうことなどザラにあるので、このビッグバンを発動させないようにするには一気にHPを削り切る必要が出てきます。

そこで活躍するのがシエテ4アビ、七星の煌めき。味方全員が超強化された奥義を撃てるようになる切り札であり、これで奥義を撃てば敵のHP5%程度から一気にトドメまで持っていけるので、ビッグバンを発動させずに勝利できます。
どんなもんじゃごらあぁ! pic.twitter.com/tVWYtEvrcA
— RoJe (@eclair_roje) 2021年3月31日
かくして、アルバハHLのソロ攻略に成功。ソロ討伐称号も手に入り、いい試合でした。
キャラの行動指針と召喚石の使い所
ザッと戦いの記録を書いただけでは自分のためにならないので、各キャラをどう動かすのか、それぞれの召喚石をどういうタイミングで使うのかというのを書いておきます。
主人公(ドクター)
基本的にはポーションリファインとクリアオールでのデバフ対策を担う。リヴァイヴは事故対策。ニュートリエントは奥義に合わせると再生効果が強くなるのでお得。
他のキャラと比較してやることがそこまで多いわけじゃないので、慣れてきたらジョブ変えてみてもいいかもしれない。
シエテ
奥義でバンバンダメージを稼ぐ役。1アビと2アビは余程奥義ゲージを余らせてる状況でも無い限り使っていく。3アビはアンチラのキルフレア対策、超越ゾーン突破、トリガー踏むための削り、ユリウスのデバフリソース確保と用途が広いので使い所に気を付ける。
4アビは一見超越ゾーンで使いたくなるけど、テュポーンさえあれば超越ゾーンを抜けるのは余裕があるのでビッグバンを飛ばすのに使う方が無難。
アンチラ
支援役。3アビと4アビは撃てるときに撃っておく。
1アビはポーションリファインと重ねるように使うと比較的低リスク。2アビはキルフレアや属性版シリウス対策に。
奥義は2アビとセットが基本だけど、ディスペルが付随してるのでユリウス3アビが間に合わないときや破局後のバフを1ターンで両方消したいときなどにも役に立つ。
ユリウス
とにかく1アビ。ひたすら1アビ。目標をセンターに入れて1アビ。奥義撃ってる暇があったら1アビ。
ティアマト・マグナ
主な用途は前半戦でターゲッティングを回避するためやバスコンのダメージの無効化。
通常攻撃が単体のときはそれも回避できるのでどんどん召喚していけば生存率アップに繋がる。
ジ・オーダー・グランデ
基本はサブ加護目当てなものの、召喚効果も案外舐められない効果量なので使えるときに使っていけばオッケー。
受けるダメージが目に見えて減るくらいには防御力が上がるので、キルフレア素受け敢行の際に呼んでみるのも悪くはない。
ゴッドガード・ブローディア
破局対策。これ以外の手段が基本的にないので道中どれだけキツくなっても破局以外で使ってはいけない。
黒麒麟
アビリティ再使用により怒涛のキルフレアを切り抜けやすくなったりシエテ3アビで一気に削ったりポーションを1ターンに2個作ったりと用途は幅広。状況次第では召喚不可ゾーンに至るまで出番が無いこともままあるので入れ替えの余地あり。
テュポーン
シエテ4アビを温存して超越ゾーンを突破するための手段。
これ書いてる今現在、あと一枚引ければ完凸可能になるので次回のサプチケで取ってもいいのかもしれない。
まとめ的なもの
完走した感想ですが、思ってたよりは簡単だったなといった印象。
事前情報からかなりの高難易度の印象を受けたのでやや過剰レベルで下準備していた側面はあるものの、それなりの準備さえあれば十分やっていけます。
実際ソロだとなかなかやりごたえがあって楽しく、今回の編成の場合は理不尽さもせいぜい無属性シリウスの偏りくらいしかなかったので腕試しには最適でした。
このブログで初めてグラブルのことを書いたのはシュヴァリエ・マグナに悪戦苦闘してる旨の記事だったわけですが、そんな私がアルバハHLソロ討伐にまで至れるんだから我ながらどうなるのか分からないもんですね。
機会があれば風以外の属性での挑戦もやってみたいのですが、正直なところ今回使った編成のアルバハHL適正があまりにも高すぎる感じがあったので今のところ他の属性でソロやれるビジョンが全く浮かんでません。仮にやるとしたら水か光です。
というわけで、今回はここまで。