ろじぇのにっき

超神星アポロヌス・ドラゲリオンのDP殿堂に関して思うこと

オリンピックがどうこうコロナがどうこうで世間がめんどくさいことになってますが、私はマイペースに自分が書きたいことを書くだけです。その手の話題に関わると厄介なことになりかねないので突っ込みません。

 

本題。先日、デュエルマスターズ・プレイスにて超神星アポロヌス・ドラゲリオンのDP殿堂が発表されました。要するに一枚制限ですね。

前回デュエプレがゲームバランス調整を行なったのが6月10日。バランス調整が後手になりがちなデュエプレにしては短いスパンでの調整と相成りました(個人的観測)

 

で、こういう記事書き始めておきながらアレなんですが、最近私はデュエプレをあまりやってないんですよね。

別にゲームに飽きたとかどっかのガールズバンドパーティみたいに憎悪が生まれたとかそういう話ではなく、単純にゲームをやる時間が削られて来たので特にスマホゲームに関しては可能な限り遊ぶものを絞る必要が出てきてしまったんですね。そうなると現在遊んでるスマホゲームの中では消去法的にデュエプレを捨てざるを得なかったわけです。*1

そういう人間の戯言記事なので、あまり真剣に受け止めようとせずにこういう考え方の人もいるんだなくらいの面持ちで読んでもらえればいいと思います。

 

アポロヌス先輩のここがスゴい

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デュエプレのランクマッチを多少なりともかじってる人であれば説明不要だと思いますが念のため。アポロヌスの強いところというのは一言で表すと恐ろしいくらいのフィニッシュ能力です。

 

まず、デュエマというカードゲームは相手のシールドを全てブレイクしてダイレクトアタックをするというのが基本的な勝ち筋です。しかし、シールドはゲーム開始時には5枚存在するので、序盤からチクチク割っていき速攻で決めるとか長期戦で場を掌握してからデカいフィニッシャーを投入して決めにいくといった戦法が生まれます。

どういう戦法を取るにしてもデュエマで勝利するには基本的に、

  1. 場にクリーチャーを出す
  2. シールドを全てブレイクする
  3. 相手にダイレクトアタックを決める

この3つの手順を踏む必要があるわけです。ライブラリアウトとかエクストラウィンとかの話はまた別です。

 

しかし、アポロヌスはメテオバーンによりシールドのブレイクと相手へのダイレクトアタックを同時に行えるため普通の勝ち筋よりも通る必要のある手順が1つ少ないということになります。一手の差が勝敗を分けるカードゲームにおいてこの特徴が弱いはずがありません。

基本的に相手のアポロヌスが登場してしまった場合はシールドの中にトリガーが埋まってるのを祈るしかないわけですが、アポロヌスを低リスクで対処できるトリガーというのも非常に限定されます。既にアタック開始してるのでスパークも効かず、デーモンハンドやサーファーで対象に取ろうものならこちらのマナゾーンが焼け野原に。よってアポロヌスのフィニッシュ行為を咎められるトリガーはアポカリプスデイロイヤルドリアンなどの対象を取らない除去、アクアリバイバー聖鎧亜ジャックアルカディアなどのトリガーブロッカー、シールドを増やせる預言者リクなどに限られるのです。

このように、本来複数体並べないと不可能な攻撃を悠然とこなし、なおかつ除去もされにくいというのがアポロヌスのスゴい部分です。

 

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単体だけ見てもしょうがないのでアポロヌスをコンセプトにしたデッキに関しても考えてみましょう。言うまでもありませんが、アポロヌスは周辺パーツも充実しています。

筆頭に挙げられるのがセンチネル・ドラゴン。めんどくさいので詳細は省きますが、どこからどう見てもアポロヌスのために存在するようなカードであり、アポロヌスが出しやすいフィニッシャーになってしまったのはだいたいこいつのせいです。

パワー3000なのでジャックアルカディアスやメツで焼けない、コスト4なので魂と記憶の盾で相手に取られるリターンが最小限で済むなど絶妙なバランスの持ち主です。

 

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センチネルと並んで進化元筆頭と呼べるのがバルケリオス・ドラゴン。ドラゴンが2体いればコスト0で場に出るので、センチネルが2体場にいれば出てきます。

最速で出したコッコ・ルピアが除去されずに済めばセンチネル2体とバルケリオスが並び、次ターンにアポロヌスを着地させる準備が完璧に整います。こうなってしまったら絶望であり、相手の手札にアポロヌスが無いことを祈りつつ盤面処理に徹する他ありません。仮に無いとしてもヘリオライズでサーチされたりするので終始安定しない戦いが続きます。

 

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じゃあ盤面処理は諦めてハンデスでアポロヌスを落とそうと思っても、アポロヌスデッキには翔竜提督ザークピッチがいます。現環境で流行ってるハンデスはセルフハンデスが多いので迂闊にハンデスしようものなら高確率で降臨し、手札補充されるどころかこいつ自身が打点にも進化元にもなります。

 

これら以外にも、

  • アポロヌスをサーチできるヘリオライズ・ドラゴン
  • ルピアやザークピッチを引き込むボルシャック・バディ・ドラゴン
  • 守り手にも進化元にもなる神龍ベティス
  • 周辺パーツを一気に軽くするコッコ・ルピア

などが存在し、それぞれが何らかのシナジーを形成しています。単体でも強いアポロヌスが周辺パーツにも恵まれてるのですから、ある種強くて当然のデッキと言えます。

 

なぜDP殿堂なのかを考える

今回の記事を書くために、記事冒頭のツイートに対して寄せられてるリプライを個人的に分析しました。殿堂は順当だとか今までありがとうアポロヌスだとかのリプライがある中でどうしても目立ったのが、DCGなんだから枚数制限じゃなくてナーフで対応しろよというものでした。

 

そもそも何故TCGで殿堂入りや枚数制限といった施策が取られるのかという話ですが、実物のカードというのは基本的に一度世に出てしまえばその中身を変えることができないからです。軽度なエラッタなどで間接的に扱い方が変化して結果別物になるというケースはなくもないですが、具体的な数値が表示されてるカードの場合はそうもならないため、悪い言い方をするならば仕方ないから枚数制限で処置するということになります。*2

対するDCGの場合、カードは実物の紙ではなくデータなので、内部数値をいじくれば能力変更ができます。現に、デュエプレにおいては過去に調整されたカードにそういった形で能力変更されたものがいくつかあります。

 

こういう事実があるため、枚数制限じゃなくてナーフで手を打てという意見が出てくるのは至極真っ当だし、公式アカウントに対するリプライ行為の是非はさておきこういうリプライを送ってる人達の気持ちも理解できます。で、私ごときが思ってるのであれば運営側の人間だってそういう思想のはず。じゃあ何故枚数制限なのか。

これはほぼ憶測ですが、そのカードがそのカードらしくあるためというのが理由なんじゃないかと考えてます。

 

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なんか詩人っぽくなっちゃいましたけど一応解説。例えば無双竜機ボルバルザークですが、こいつはデュエプレにおける初代DP殿堂であり、登場から今に至るまで語り草になっている問題児です。

そんなボルバルザークの特徴といえばエクストラターン。このエクストラターンこそがボルバルザークがボルバルザークであることの象徴であり、エクストラターンが無いボルバルザークなんてただの劣化版ツインキャノン・ワイバーンです。

よって、エクストラターンを取っ払うという選択肢は最初から存在せず、それを残した上でゲームバランスを整えようと思ったら枚数制限する他に無いということになり、DCGでありながら枚数制限という形に収まったのだと思われます。

 

ちなみに、エクストラターンがボルバルザークの象徴であるという旨の話は公式の番組でも触れられています。そもそもの番組の質には触れません

 

 

↓2:56辺り↓

 

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さて、ボルバルザーク師匠を軽くいじったところでアポロヌス先輩に話を戻します。こいつ自身はTCGの頃からいくらか手を加えられてデュエプレに実装されてますが、TCG版とデュエプレ版に共通してる特徴というのはメテオバーンでシールドを一気にブレイクすることができるという点。TCG版は適当にブロックされればそれまでですがそれはこの際置いときます。

よって、メテオバーンによるシールド全ブレイクというのがアポロヌスの特徴の一つであり、ここをナーフするわけにはいきません。

 

じゃあデュエプレ版で急に追加されたシンパシーを削除したらどうだという話になると思いますが(というか当該ツイートにそういうリプライが蔓延してましたが)そうなるとまた別の問題が浮上します。

 

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それは、ヴィーナス・ラ・セイントマザーマーキュリー・ギガブリザードの存在。

こいつらはアポロヌスと同じく7弾で追加された進化GVフェニックスですが、同じくシンパシーを持っています。

そして、アポロヌス、セイントマザー、マーキュリーの3体はいずれも、

  • コスト6の進化GV
  • メテオバーンを所持
  • 何らかの除去耐性

これらが共通しています。違いらしい違いといえばアポロヌスだけメテオバーンが3であることくらいです。

つまり、この3体は最初からセットで統一性を意識されてデザインされたカードなので、仮にアポロヌスだけシンパシーが消えようものならその統一性が消えてしまうことになります。

 

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カード能力の統一性なんて概念存在すんのかよという話ですが、これは前回の調整でインビンシブル・テクノロジーが調整ではなくDP殿堂という措置になったということからも存在すると思われます。テクノロジーだけコスト軽減能力を消したりそもそものコストを重くしたりすれば他のインビンシブル呪文との統一性がなくなってしまいます。同じ立ち位置のカードはサイクルの中でなるべく例外を作らないようにしてるのだと思われます。

というわけで、仮にアポロヌスからシンパシーが消えるのだとすればセイントマザーとマーキュリーからシンパシーが消えるのと同時だと思います。*3

 

今回のDP殿堂施行に対する個人的な感想

ここまで割とネタ感溢れる擁護っぽい文章を書き連ねたわけなんですが、ぶっちゃけてしまうと私は今回のDP殿堂に関してはそれなりに否よりの感情を持っています。

いや、アポロヌスのDP殿堂だけ見るなら全然いいんですが、過去の調整の件も考えると手放しに喜べないのが正直なところです。

 

まず、6月10日のバランス調整が行われる以前はアポロヌスが軸のデッキというのは環境的に逆風となっていました。理由は主にアガピトスやゲオルグによる盤面制圧能力でアポロヌスの進化元を並べるのが困難だったということです。

しかし、調整によりこやつらがナーフされたことで横並べ系のデッキが復権パワー2000以下が主軸のグランドデビルやティラノドレイクは結局メツとジャックアルカディアスで盤面レイプされるので復権しませんでしたが、その火力範囲外であるセンチネルやバルケリオスが主軸のアポロヌスは再び環境に返り咲くことになりました。

 

このことは前回のバランス調整前の段階で私でもある程度予想できていたこと。ということは当然運営側の人間も認識できていたはずであり、だとすればアポロヌスが環境で再び台頭することは運営的には既定路線です。

要するに、ここまでの流れは運営自らが活躍できる土壌を用意しておきながら制限カードになるというなんともいえない展開なのです。仮に運営側の実態がアポロヌスがここまで暴れるのは予想外だったというものだとしたら運営側の匙加減に懐疑的な目を向けざるを得ません。

 

前述の通り、私は既にデュエプレを遊ぶ時間がなかなか取れないのでこれからの環境もどれくらい手を出せるのか分からないくらいの状態なのですが、アポロヌスがDP殿堂になることで気になる要素があります。

 

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それが、ヘリオライズ・ドラゴンの存在。

青単テクノロジーがデッキタイプごと消滅したように、デッキコンセプトのカードが一枚制限になってしまうとデッキ自体が破綻します。引けないことには話にならないわけですからね。

しかし、アポロヌスにはサーチしつつ自身も進化元になれるヘリオライズ・ドラゴンがいます。コンセプトのカードが引けないと話にならないという欠点をデッキの中身を歪めずに補ってくれるカードなので、ある一点を除けばDP殿堂の影響は小さいと思われます。

 

そのある一点というのはズバリ、アポロヌスがシールドに埋まってしまうとどうしようもないということ。魂と記憶の盾が強い除去として名を馳せてる要因の一つがそもそもシールドを能動的に回収する手段が非常に少ないからというものであり、アポロヌスが初期のシールドとして置かれてしまうとその試合でアポロヌスを呼ぶのは絶望的となります。相手がガンガン殴ってくる速攻デッキならば大丈夫そうですが、コントロール系であればまず無理。なので、アポロヌスデッキを使う側はアポロヌスが盾落ちしてないことを祈ることになります。

そして、ヘリオライズを出した段階でアポロヌスが盾落ちしてるか否かが判明するため、ここでアポロヌスが盾落ちしてることが確定した段階でアポロヌスデッキ側は勝ち筋を失うことになります。*4

 

そうなれば察しのいいプレイヤーの方であればどうなるかお分かりになると思います。

とにかくひたすら試合を回していくのが重要なランクマッチにおいて、勝ち筋となるカードが引けないことが確定したプレイヤーはすぐさまリタイアボタンに手を伸ばします。実用的な流れを考えるとヘリオライズは5ターン目くらいに出てくるのが大半なので、アポロヌスデッキを相手にする側は5ターン目に相手が勝手にリタイアする可能性というのを考えることになります。

相手の都合で勝手にこちらが勝利してしまうことのつまらなさはTCG版ボルバルザークの歴史からも明らか。健全な試合をするのであれば、使う側も使われる側もアポロヌスが盾に埋まってないことを祈るという訳の分からないことになります。

 

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キャーグレンサマー イケメーン

もう一つ、暗黒凰ゼロ・フェニックスの存在も気になります。これを書いてる段階ではまだ9弾EXがリリースされておらず実態がどうなるか判断しようがないので推測で書きますが、仮にドラゴン軸でゼロフェニックスのデッキを組もうと思ったらこいつがヘリオライズのサーチ対象であることも含めてアポロヌスがゼロフェニックスデッキのサブプランに何の違和感もなく組み込まれると思うんですよね。

知っての通りアポロヌスは能力の変更自体は一切無いため、サブプランで不意打ち気味にアポロヌスが出てきた場合、相手からすればいきなりシールドが消し飛んで下手すれば負けるということに。あまりに精神的ダメージがデカすぎます。DP殿堂だからと油断してたところに出てこられて敗北まで追い込まれるという経験は誰もがボルバルザークで経験してることでしょう。

そもそも、このゼロフェニックスも一撃の破壊力を削った代わりにトリガー耐性を得たアポロヌスみたいな性能であり、何らかの悪さをしそうな気がしてなりません。リリース前だからあんまり触れませんけども。

 

まとめ

TCGの頃から殿堂入りしたことでかえって運ゲーが強まる結果になってしまうことが多々あったという話は聞いてましたが、今回のアポロヌスもそのルートに片足突っ込んじゃったような気がしてなりません。

これを書いてる段階では9弾EXはリリースされてないしアポロヌスのDP殿堂も施行されてないので実際にどうなるかは分かりませんが、私としては健全なゲームとして遊べる環境にさえなってくれればそれでいいかなといった感じです。

 

何にせよ、デュエプレやれる時間も少ないのでこれからはゲームの経過を見守るのを主軸に楽しんでいこうかなと思ってます。なので、ゲームの中身に対してあれこれ言う記事はデュエプレに関してはこれが多分最後です。

 

何気に私のブログの記事でもっとも文字数の多い記事になった気がします。どうでもいいよね。

*1:実はaboutページからデュエプレをひっそり削除してたんだけど多分誰も気付いてない

*2:それでもダメなら禁止カードと化するのですがそれはまた別の話

*3:そっちはそっちで必要な調整だろという話には触れません

*4:ガルベリアスやボルガウルジャックでビートするサブプランがあるなら話は変わってくる